5年生のエマさんの英語力が素晴らしく、
私たちとコミュニケーションを
とるのに不便がない。
小学1年生から学校で英語を学び始めるらしいのだが、
理由はそれだけではないようだ。
まずは、旅が好きなアンダースとマリアンさんの影響で、
彼女自身も各国に友人がいて、
FaceTimeで英語を使って話をするらしい。
そして、YouTubeが大好きなのも
功を奏しているらしい。
英語のビデオをよく見ているらしく、
母であるマリアンさんから見ると、
そこが大きいのではないかと話してくれた。
また、ノルウェーのテレビは、
隣国スウェーデン語の番組や英語の番組があるのが普通で、
ノルウェーの人々はバイリンガルに育つのが
一般的だと教えてくれた。
マリアンさん自身もノルウェー語、英語、
スウェーデン語、ドイツ語を操り、デンマーク語は読めて、
イタリア語も学んだことがあるという。
マリアンさんに、バイリンガルに育つために
大切なことは何かを尋ねた。
「テレビをいっぱい見ることね。」
と笑いながら、教えてくれた。
自分が話したい言語で好きな番組を見つけて、
熱中してひたすら見ることが
言語の取得に大切だと話してくれた。
マリアンさん自身も、
スウェーデン語と英語は、
テレビの番組を見て学んだと言い切る。
続いて、マリアンさんに、
お子さんが20歳や25歳になった際に、
どのようなスキルをもった人に、
またはどのような人に育って欲しいか尋ねてみた。
「まずは、コミュニケーションを取るのが
上手な人に育って欲しいわね。
それから、熱中できることをみつけて欲しい。
あとは、他人の意見に生きるんじゃなくて、
自分の人生を自分で選んで生きて欲しいわ。
私たちが旅が好きだから
旅が好きになってくれたら嬉しいけれどね。」
ノルウェー滞在中、
常に笑顔で私たちを暖かく迎え入れてくれた
アンダースとマリアン夫妻。
今度は、日本でも会おうねと約束した。
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